閉塞感を破るのは若者である

しまだ環境ひろば 「5つの分科会」 と 「事務局」 です。


新年を迎えましたが、世の中には閉塞感が漂っています。


今日 (1月6日 金) の日経新聞一面に掲載されているシリーズ 「C世代 駆ける ⑤」 には、政治を自分達の手に取戻そうと、若者たちの静かな動きが始まっている、という。


現在の閉塞感は、改革を恐れる一部の大人 (高齢者たち) が、今や何も決められないで立ち止まっている (現状維持) ところに要因があるように思う。


国会も、県・市議会も、自治会も、隣組み組長会も、議会報告会も、みんな高齢者ばかりである。


物事を決める場に出ている人の大半が、高齢者であり、高齢者に不利な事が決まるわけがない。


年末に、若者が語る会を、テレビ放映していましたが、ちょっと前は、”公共投資” で高齢者を潤し、コンクリートから人へを歌い文句にやっと政権交代した民主党も、ダム建設の復活、年金の給付減額先送りなど、高齢者優遇は変わらない、と嘆いていました。


政治への若者離れは、甚だしい。その顕著な例は、若者の投票率の低さに表れています。


物事を決める場にも出てこないし、決める人を選ぶ場にも出ない。


あきらめきっているのか。


高齢者と一概に言うが、若い高齢者 (60代) は、今の若者よりも改革派が多いと思う。


確かに、現在の配分は、高齢者に分厚いと思う。これでは若者が元気が出ないことは高齢者もわかっているのだ。


それを改革するのは、若者なのだ。


出てきて行動し、改革すべきなのである。


若者が積極的に出てこれる場、時間、雰囲気、風潮など、世の中の仕組みも変えなければならない。


しまだ環境ひろばも、改革を嫌う人 (ここは会社ではないから、会社の論理はもちこまないでと、頑なに現状維持を主張する人が今までいた) はいなくなったが、高齢化の波には勝てません。

 
殆どが、高齢者です。 若者が入って来て、是非とも改革してもらいたい。


いつでも、譲りたい気持ちがいっぱいである。


高齢者の大部分は、そう思っていると思う。