民主主義

しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


最近、世界でも日本でも、重要案件に結論を出せず、先送りされているケースが目立ちます。


現象をあげれば政権交代・政治主導の迷走・官僚の権威低下・議会のねじれ・首相の矢継ぎ早の交代・政党間の無益な政争などなど、あげれば枚挙に暇がありません。


一方で、首相や大臣に向かって罵声が浴びせられ、政治家や政治に対する権威の失墜と同時に、国民のモラルの低下も著しい。


お互いにもっと信頼関係があったと思う。


どうして、こんな世の中になってしまったのだろうか?


2月22日・24日の、日経新聞特集記事 「民主主義の機能不全 上・下」
によると、根本的には、有権者の投票棄権・当事者意識の欠如 (人まかせ)にあり、”ただ乗り” が影響しているという。


しかし民主主義という仕組みに代案がない以上は、有権者一人ひとりが、情報を集め主体的 (当事者意識をもって) に参加してゆくことが出発点となると説いています。


結局、最後は国民に帰ってきて、国民自身の問題なのである。


しまだ環境ひろばという小さな団体でも、団体が機能するかどうかは、会員の当事者意識の問題なのである。


人任せ、他人任せ集団は、いずれは消えてなくなるのだと思います。