小水力発電に熱い視線

しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 です。


群馬県 前橋市では、昨年 (平成23年3月) 桃井小学校の直ぐ前の小水路の中に、小型発電機(水車)1台を設置し、急速充電器1台、普通充電器2台からなる、水力発電を開始しました。(系統電源ともつながっている)


ごくありふれた水路を使って、市有電気自動車の充電や、児童の環境教育の場に有効に使うという。


原発事故を契機として、再生可能エネルギーが注目を浴び、太陽光・風力・地熱・バイオと並んで、「水力発電」にも熱い視線が送られています。



島田市には、前橋市の桃井小学校前の小川のような小水路は、無数にあります。


向谷水門(水神さん)付近で4分岐されて、その内の1つが、三ツ合町で3分岐されて、島田市の旧市街地を流れています。


1つ目は、「中溝」 となって、中央町方面へ、2つ目は、「宮川」となって大井神社方面へ、3つ目は、「問屋川」となって若松町から横井町方面へと流れています。


この他にも、まだまだ幾重にも流れています。


機能は、農業用水、生活用水ですから、昼夜切れることもなく、タップリと流れています。

太陽や風のように、季節や夜に制約されることもありません。


今日 (3月14日 水) 、快晴の中一日、ランニングを兼ねて、市内小水路を巡回しました。


あらためて、小水力発電に適した場所が多いことを再確認しました。


静岡県では、3月19日 「農業水利施設を活用した小水力利用協議会」 がスタートします。


水の都、島田市で是非、ものにしたいものです。


写真は、今日撮影した、向谷水門付近の分岐風景です。