森林(もり)づくり県民税

しまだ環境ひろば 「水とみどり分科会」 です。


静岡県は、県土の3分の2が、森林です。


平成18年度から10年計画で、「森林 (もり) づくり
県民税
」 を県民一人 (赤ちゃんから大人まで全て) 年額 400円を課して、森林の再生活動を実施しています。


森林 (もり) づくりは、一朝一夕にはできず、長い年月が必要です。
手入れの行き届かなくなった、荒れ果てた森林に、今、手を加えなければという強い思いから実施されたものです。


本計画は、10年計画で、前半5年間の状況をみて、後半5年間を継続するかどうかを決める条項付で実施されたものですが、後半も引き続いてやろう、ということで、平成23年度に再スタートしたものです。


前半の5年間 (H18〜H22年) で、約44億円の事業費で、6271hr (10年計画 12300hr) の森林を整備したという。


藤枝市の「三ツ池里山の会」 では、この事業に参画して、三ツ池南側の山に放置されていた ”荒廃竹林” 15,000本をほぼ皆伐し、今後は桜やコナラの落葉樹を植えていくという。


県は、これまで森林(もり)づくり県民税は、”竹林整備” は対象にならないと言って来ましたが、どうやら方向転換したようだ。


「しまだ環境ひろば」では、現在4ヶ所の放置竹林整備をやっていますが、来年度以降、体制を再構築して、県と打合せをして行きたいと思っています。


写真は、当会 水とみどり分科会会員による、竹林整備の様子です。