相撲文化を教わる

しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


今日 (3月16日 金) は、「生活情報交換会」 に出席しました。


”環境” ばかりでは、片輪になるので、努めて参加しています。


生活情報交換会は、会社や団体をリターヤーした元気な高齢者の集まりで、目指すところは、ボケることもなく、教養を高めて日頃の生活に生かしていくことです。


会員が持っている知識やノウハウを発表したり、外部講師による講演が主ですが、最近はもっぱら外部講師による多岐に渡った講演です。


しまだ環境ひろばも、過去に「ボランティア活動の紹介」 と 「地域エネルギーの創出と利用促進」 と言うテーマで講演させて頂きました。


ちなみに最近の外部講師のテーマは、「世界経済の見通し」 「ピラミッドと石にまつわる四方山話」 「日本の城」「警察犬訓練士の仕事」 などなど。


さて、今日のテーマは、「日本の生活の中に生きる相撲文化」 静岡県相撲連盟会長 下山勝彦氏の講演でした。 聴講生は、62名で大変に盛況でした。


相撲は、弥生時代の「稲作文化」=五穀豊穣を祈願する神事の中から生まれたことや、その後の時代の中で、奉納相撲であったり、武術相撲であったりしながら発展をしてきたという。


従って、そのしきたりは、神事にまつわる事が多く、仕草や態度、用具、装いもその殆どが神事からきているという。 


そんな中、現在の力士の態度や仕草、また相撲部屋の生活などが大変乱れているが、相撲の歴史を呼び起こして、教育をし直す必要があることを強調していました。


今日は、知らなかった相撲の歴史や作法などなど、いろいろ教わり、開催中の春場所を新しい見方で見る楽しみが増えた思いで会場を後にしました。