絶好のチャンス!小水力発電の県内の動き

NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 です。


去る6月26日(火) 「静岡県農業水利施設を活用した小水力等利用推進協議会 第一回ワーキング会議」 が開催され、島田市からも会員がたくさん出席しました。


しまだ環境ひろばも、正会員として出席しました。


本協議会は、(目的


■ ”環境への負荷の少ない再生可能エネルギーは、地球温暖化対策やエネルギーの安定供給のための重要な役割を担っており、とりわけ県内の農業水利施設は、潜在的に高い発電ポテンシャルを有しているとして、これの活用により、持続可能な循環型社会の構築に寄与する。”


ことを目的に発足しています。


第一回のワーキング会議では、会議に先立って会員アンケート調査を実施し、それを取りまとめて、今後の検討課題として、2つのプロジェクトの立上げの提案がありました。

(1)SPC (特別目的会社) 設立の検討

(2)マイクロ水力発電を活用した地域づくりの検討


協議会本部としては、今回会員の意見を取り上げた、思い切った提案であり、是非とも両方共立ち上げて、具体的検討に入ってもらいたい。


折りしも、島田市では第二次環境基本計画の策定に入っていますが、農業用水が県内のどこよりも豊富にありながら、農業以外に活用されていない。


特長を持ちながら、特長を活かしていない、新しい産業や、地域づくりに活かし、特長を更に高めなければならない。


島田市の特長である、小水力を利用して活力ある島田市にしていく絶好のチャンスが訪れています。


そのためには、出席している会員が結束して、島田市に呼び込む算段をする必要があります。


小水力活用には、種々のハードルが待ち構えていますので、先ず手を上げて、それから、市・事業者(民間)・市民(市民団体)が結束してこれに当たる必要があります。


折角、静岡県が、具体的にプロジェクトの立上げを呼びかけたわけで、手を上げなければ、他の地域に行ってしまいます。

頑張りましょう。