「釣耕苑」

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


環境活動の情報収集のため、努めて市内を歩いています。


今日 (2月2日 土) は、朝方の大雨が上がり、気温の上昇に誘われて、大津地区を散策しました。


一雨来たあとは、また寒波がぶり返すのが普通ですが、今日は本当に暖かな日でした。


中央公園から、長谷川代官屋敷跡、慶寿寺から、ふと思い出して、「釣耕苑」 に立ち寄りました。


ちょっと前に、苑主のS社長がご逝去されて、その後固く門を閉ざしていましたが、今日も同じでした。


幽玄の世界の中で、大きな古民家が、今日もひっそりとたたずんでいました。


S社長さんから、釣耕苑の歴史を紐解いてまとめて欲しいと依頼され、懸命にパソコンにインプットしたこと、三遊亭 鳳楽さんをお招きして、釣耕苑で落語会を開催した頃が本当に懐かしい。


頑固でわがままな人でしたが、一面、人なつっこく、面白い人でした。


「釣耕苑」 は、130年以上前の、川根町笹間下の庄屋屋敷を移築したもので貴重な文化財であり、何とか保存しうまく活用したいものだと、心から願っていますが、島田市で何とかならないものだろうか。


気になりながら、今日まで来てしまいました。


写真は、過日、市民環境塾 「しまだの里山30選をバスハイクしてみよう」で当時、S社長のご了解のもと、「釣耕苑」 をみんなで訪れた時のスナップ写真です。