再生可能エネルギー情報交換会

NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 です。


今日 (2月3日 日) 午前中は、菜の花栽培をやりたいのでノウハウを伝授願うとの依頼を受け、焼津に出向き、菜の花の話をしながら、「再生可能エネルギー情報交換会」 を開催しました。


議題は、(1)耕作放棄地の活用による、菜種の栽培と廃油回収によるBDF化 
      (2)小水路を利用した小水力発電の検討 でした。


(1) 耕作放棄地の活用による菜種の栽培と廃油回収によるBDF化について


 ◆ 焼津地区で、養鰻場の放棄地がかなりある。また各市町村でも耕作放棄地が拡大している。


 ◆ 現在、島田市の環境団体 (3団体くらい) が、菜の花栽培に取り組んでいるが、耕運・刈取り・搾油の手間とコストで苦労している。


 ◆ 行政や民間で、食用油の回収によるBDFをジーゼル車に利用する仕組みを推進しているが拡大まで行っていない。

 

これら現状を打開するには、地域・広域の協働化による、省力機械 (耕運機・コンバイン・搾油機・精製機など) の導入と、菜種油の販売網の確立、廃油の回収システムの拡大が必要となることが話し合われました。


(2) 小水路を利用した小水力発電の検討について


◆ 「静岡県農業水利施設を活用した小水力等利用推進協議会」 がスタートして一年弱経過したが、どうも私たち地域市民団体が目指す方向 (小水路を利用して地域に根ざした小水力発電を試みる) と違ってきている。


◆ そんなに大きな仕組みを目指すのではなく、周辺の街灯や、緊急時の非常用電源の確保など、小さな仕組みをどこかに早く作って、市民の環境意識の醸成を向上させたい。



これら現状を打破するためには、地域に組織をつくり、募金を集め、土地改良区と協働して立ち上げる方向で検討するなどが話し合われました。



今後更に話合いをつめていく事で今日は散会しました。