菜の花で除染の成功を祈る

しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 と 「食生活分科会」 です。


しまだ環境ひろばでは、COOP島田店前の、コミュ二ティ農園 共同畑(280坪) で毎年、菜の花を栽培しています。


3月には菜の花まつり、5月は刈り取り、7月は搾油して菜種油を取り、保育園に寄贈したり、会員で料理を楽しんだりしています。


菜の花は、「育てて、見て、使って楽しんで」 を合言葉に、最後は廃油を回収して、市のごみ収集車の燃料に使える (BDF) 循環型社会の構築にうってつけの素材です。


今年も、10月23日(日)種まき、11月20日(日)苗の移植を予定しています。市民のみなさんの参加を是非お願い致します。


ところで、全国ベースでは、「菜の花プロジェクトネットワーク」 という組織があって、普及に努めていますが、1986年に原発事故のあったチェルノブイリのある地区で、菜種を播いて、土壌の除染をし、BDF燃料を作る作業が軌道に乗ったと言う。


この成功事例を、今回の東電福島第一原発事故にも応用しようと、福島県の2ヶ所をモデル地区に選び、なたねの原種を提供し、育成ノウハウを9月末から指導するという。


来年の5月には、福島空港を発着する飛行機からは、鮮やかな菜の花畑が見えるだろう、とのこと。


しまだ環境ひろばの、狭い農園でも、毎年3月末〜4月は、真黄色の菜の花を楽しんでもらっています。


是非共、今回のトライの成功を祈りたい。