世界の、再生可能エネルギー状況

NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 です。


昨年7月より、再生可能エネルギー固定価格買い取り制度がスタートし、特に太陽光発電の導入が顕著に増加しています。


我国の電力発電量に占める再生可能エネルギー比率 (大規模水力発電を除く) は、これまで全体の1%です。 2%を越えるまでにはまだ時間がかかりそう。


<世界の電源設備構成と発電電力量 出所:エネルギー白書より>


世界の電力発電量に占める再生可能エネルギー比率 (大規模水力発電を除く) は、2.8% (2008年) です。


我国は、まだ1%であるが、ドイツ・スペイン・イタリアの再生可能エネルギー比率は抜きん出ています。


<主要国の発電電力量と発電電力に占める各電源の割合 出所:エネルギー白書>


世界の太陽光発電導入国の比率を見ると、我国は、ドイツ・スペインに続いて世界第3位になっています。


同じように、風力発電は、まだ世界第13位です。


各国共に、固定価格買い取り制度を導入し、普及を加速化していますが、ネックは、買い取り価格を一般の電気料金に転嫁する点です。


前々回政権が、現在1%の再生可能エネルギー比率を、将来20%に引き上げると言ってきましたが、現在付加されている電気料金が20倍になるということですから、相当な覚悟が必要であることは間違いありません。


国民は覚悟が必要です。