エネルギー供給に占める化石燃料比率,急上昇

NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 です。


我国の、2012年度のエネルギー供給に占める化石燃料の割合は、92.5%になったとのことだ。


残りの7.5%が、大規模水力発電を含む再生可能エネルギーであるが、大規模水力発電を除くと、再生可能エネルギー比率は、1〜2%で、まだまだ原子力発電比率をカバーするには、遠く及ばない。


化石燃料への依存度の上昇は、その大部分を輸入に依存している我国は、電気料金の上昇となって、企業や消費者や電力会社をも苦しめ始めました。


また、二酸化炭素排出の削減も、2008年〜2012年を最終年とする期間の年平均で、1990年比6%削減が目標であった京都議定書を、2012単年度では、14%も上回ってしまったという。


将来にわたって、原発の限りない削減と、再生可能エネルギー創出の限りない努力と相俟って、この苦境を乗り越えなければならない。


いろいろな主張はあるが、2つの懸案事項を、できる限り短時間で達成していく事が最善ではないかと思う。