島田市には、小水力発電創出の4つの好条件あり

NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー 担当」 です。


政府は、既に、今年11月30日にフランスのパリで開幕する、 「第21回 国連気候変動枠組み条約締約国会議=COP21」 に向けて、2030年時点の温暖化ガス排出量を、2013年比で、26%削減する野心的な目標を決定しています。


その達成に向けて、企業や家庭に省エネを促す補助金を大幅に増やすという。


一方で、「再生可能エネルギー」 の創出に対しても大幅な予算増加をする予定だという。


静岡県の、平成25年度の再生可能エネルギー比率は、3.8%だという。


島田市再生可能エネルギー比率は、20%以上だという。


市内の伊太地区に、3つの再生可能エネルギー発電所 「島田市田代環境プラザ=バイオ発電」  「伊太小水力発電」  「ソーラーパークしまだ」 が稼働しています。


また、小中学校の太陽光発電設置や、一般家庭の太陽光発電の普及が進んでいます。


これらに、東海特殊製紙さんの、バイオ発電や、赤松水力発電所を加えると、島田市で消費する全電力量の20%を大きく超えるという。


島田市には、小水力発電の4つの好条件があります。


   ■ 大井川の恵み、「大井川用水」 が網の目のごとく流れています。

   ■ 市民・行政・土地改良区合同による、「島田市水力発電創出合同検討会」 が精力的に開かれています。

   ■ 地元に、用水路を維持管理している、頼もしい 「土地改良区」 さんが存在している。

   ■ 発電機は、まだまだ発展途上にあり、据え付けたら終わりではない。製品改良やコストダウンが必要であるが、地元に有力な発電機メーカーが存在する。


島田市は、小水力発電の日本一を目指す素材が存在しています。


是非共、好条件を活用して、モデルケース (成功事例) を早期に作りたいものです。


頑張ろう !