初めての、「理事会」

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


今日 (7月29日 月) は、NPO法人化後、初めて「理事会」 を開催しました。


しまだ環境ひろばは、設立以来、会員の総意を大事にしてきましたので、正会員なら誰でも出席ができ、審議に加わる事ができる、「総会」 と、「定例会」 を大事にしてきました。


従って、役員会 (理事会) は、必要あれば開くことにしていましたが、これまで開いた記憶がありません。


今回、理事 2名から理事会の開催要請があり戸惑っていました。


なぜなら、理事会は、理事長を含めて4名で、理事長が中立の議長となると、2人の理事で物事を決めることができてしまいます。


元々、理事会で物事を決めることを想定していませんので、人数も人選も納得づくで決めたものではなく、それが戸惑った要因です


開会の冒頭は、ギクシャクしましたが、次第に落ち着き、今後のしまだ環境ひろばの運営のあり方を、建設的に意見交換する雰囲気になり、まずまず良い理事会になったと思います。


団体の活動は、どうしても推進側と、その受け手に別れ、受け手側には、聞いていなかった、知らなかったなどの不満や、推進側の活動を阻止するような動きが見えるものです。


推進側も、会員みんなに役割分担を期待しながらも、いつの間にか、仕事を抱え込み、知らないうちに不満が溜まっています。


推進側には、多くの時間を使った企画や、その準備、あとの片付けや報告作業があり、不満をぶっつける所も無く、悩み苦しむ役員も多いのです。


日頃、推進側への、感謝や労わりの言葉も少ない。


こういう中で、今日は役割分担をしようという動きが出てきたことは大変にうれしいことです。


何事も経験してもらうことで、苦労を分ち合うことができると思います。


双方の言い分を出し合って、役割分担し、一緒にやっている気持ちを分かち合うことが大事だと思います。


推進側に回った人には、感謝と労わりを、受け手に回った人には、良く説明や報告をし、協働で進めているという雰囲気を常に作って行くことが必要ではないでしょうか。


今日は、そんな方向でまとまりましたので、まずまずであったと思っています。