新聞の発行技術を学習

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


今日 (8月16日 金) は、「生活情報交換会 (静岡) 8月例会」に出席しました。


今日のテーマは、「新聞はどのように印刷されるのか」 でした。


講師は、元静岡新聞社 技術総括 河原崎雄三 氏 でした。


今日の参加者は、会場満員の盛況振りでした。 いつも世話役さんが頑張って、新しいネタ・新しい講師を用意してくれていますので、努めて参加しています。


今日は、いつも何気なく読んでいる新聞の奥深さを理解し、大変有意義でした。


◆ 新聞の区分は、全国紙・ブロック紙・地方紙・地域紙に分けられる。


◆ 読売がトップで、発行部数は、1000万部 次いで朝日が、750万部
  3位は、毎日で350万部とのこと。


◆ 世界の中では、日本の新聞社は、ベスト10に、4社入っている由。アメリカの新聞社は、ベスト10には入っていないとのこと。 驚き!


◆ アメリカでトップの、USAトウディ が、211万部、ウォール紙が208万部、3位は、ニューヨーク紙で103万部だそうである。


◆ 国別では、中国 11078万部 インド 10993万部 日本 5043万部だそうである。 世界は広い !!


◆ 日本では、新聞を読む人は、ドンドン減っているようだ。 2012年は、2000年対比で、84%になっているという。


◆ カラー刷り: 3原色+墨の4色を使っている由。3原色を掛け合わせると、セピア色になってしまうので、文字の色は、墨を使っているとの事。 知らなかった!! パソコンも一緒だそうだ。


◆ その他、今日は、印刷技術・輪転機・まきとり紙など様々な技術を教えて頂きました。


確かに、新聞が届かなかったことはあるが、新聞社のミスで届かなかったことはない。それくらいに日頃のメンテナンスは徹底しているとの事。


また、新聞社のビル丸ごと、”免震構造” になっているので、大型地震が来ても大丈夫だそうである。


流石は、危機管理を追及している、新聞社だけあるな、と感心しました。