島田市の、知られざる名所を探索

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


今日 (8月21日 水) は、「静岡・生活情報交換会」 会員を招いて、島田の、知られざる名所をご案内した。


◆ 先ず、島田駅構内にある、「宗長庵と芭蕉の歌碑」 にご案内した。


宗長庵は、元禄年間(1688〜1704年)に島田宿の俳人・塚本如舟(つかもとじょしゅう) が室町時代連歌師宗長を偲んで建てた庵で、地元や旅の雅人と諷詠を楽しんだところとされています。今この場所はJR島田駅構内となっており、宗長の他、如舟と親交のあった松尾芭蕉の句碑が建立されています。


島田市民でも、駅構内に、こんな名所があることを知っている市民は少ない。


次に、静居寺 曹洞宗の寺で惣門は県指定文化財で17世紀後半の建造物と推定され京都から移されたものと伝えられている。春には牡丹の花が見頃を迎える。6つの建物 (惣門・鐘楼門・本堂・禅堂・経堂(八角堂)・庫裏) がところ狭しと並んでいます。山号は、「青原山」 と称しています。


次に 「立石稲荷」 (波田のお稲荷さん) <島田市野田> にご案内しました。島田市国道1号線バイパス沿いの山中に謎の巨大岩があります。
立石稲荷と呼ばれ、由来は詳しくわかっていませんが、山の中に岩(石)が立っていることから名づけられたそうです。


次に、「白岩寺」 を訪れました。寿真庵橋爪助左衛門は、白岩寺の寳山和尚を開山主と頼み、寿真庵を建立しました。


巷では、円山応挙が描いたとされる幽霊の掛け軸が納められている寺として知られています。


今日は、予約して、住職さんより、掛け軸を見させて頂き、いわれを 詳しく解説して頂きました。


島田市には、蓬莱橋川会所・バラの岡公園・歴史館・諏訪原城址・千葉山智満寺・川根路・金谷路・伊久美など名所旧跡が多いが、まだまだ知られざる旧跡も存在しています。


今日は、静岡・蒲原地域のお客様でしたが、島田市の知られざる旧跡をご案内し、大変に喜ばれました。