地球一個分の生活に戻す。
NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 です。
今日 (1月26日 日) の、日本経済新聞 朝刊 7面に、「温暖化ガス排出3年ぶり増 2013年製造業」 の記事が掲載されました。
2013年度に、主要製造業が国内拠点で排出する温暖化ガスの量は、2012年度比で、1.7%増になる見通しだという。
増加の2大要因は、
■ 景気回復による国内生産が増えたこと。
原発問題がクローズアップされて、すっかり 「地球温暖化問題」 が、霞んだように見えるが、各地の異常気象に見られるように重大問題である。
京都議定書の約束期間 (2008年〜2012年の5年間) の製造業の平均排出量は1990年度比で、15.8%減だったという。
この間、産業部門全体でも、5.2%削減しており、大変企業は頑張っている。
それに比べて増えているのが、家庭部門だという。
家庭部門が増えている要因は、(全国地球温暖化防止活動推進センター より)
・電化製品の種類の増加
・世帯数の増加
・電化製品の保有台数の増加
・電化製品の大型化
などがあげられています。
私たちは今、生活の便利さに甘えて、地球が持つ資源を食いつぶす生活をしています。
地球一個分の生活に戻す必要があるのではないか、真剣に考えてみる必要があると思う。