二酸化炭素(CO2)排出削減

しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 です。

日本が排出している二酸化炭素(CO2)を部門別に見ると、下のようなグラフになります。

(出所)全国地球温暖化防止活動推進センター


それによると、各部門直接排出量と間接排出量の2つがあって、直接排出量に占める家庭部門の排出量は、4.9%、


電力消費量に合わせてCO2排出量を割り当てた間接排出量に占める家庭部門の排出量は、19.4%、


更に、運輸部門に占める家庭の車から出るCO2排出量を加えると、家庭部門の排出量は、24%になるとのことである。


一般的に日本の二酸化炭素(CO2)排出量のうち、家庭から出る排出量は、1/5と言っていますが、間接的排出量の事を指していると言えます。


部門別シェアでは3割を超える産業部門が、1990年比で20%も減らしているのに、家庭部門は、27%も増えています。


今夏は、大幅な電力不足が予想されますが、エネルギーの使用量を減らせば、CO2の削減にも結びつきます。


家庭での電力を中心としたエネルギーをいかに効率的に使うかが今夏は試される事になると思います。


(出所) 全国地球温暖化防止活動推進センター