「環境活動と協働に関するパネルディスカッション」 の意見

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


2月1日(日) の、島田市の循環型社会を考える会主催の 「環境活動と協働に関するパネルディスカッション」 では、5つの団体の活動報告の後、聴講者を含めた全体討論で次のような意見が出ました。


参加者は、パネラーを含めて30人余で、以下は発表を聞いた上での意見でした。


1. 今日の活動報告で、島田市には放置された竹林が大変多く、地すべり等危険であることは理解したが、今後どう対応して行ったら良いのでしょうか。


2. 環境問題など、真面目なテーマの、講演会・セミナー・勉強会などへの市民参加が極めて少ない。これは島田市民の特性か。


3. 過去、島田市は、燃えるごみも分別していたが、溶融炉の建設以来、分別をしなくなってしまった。みんなが便利さ、楽さに慣れてしまった。


4. 1ヶ月に2回、雑紙の回収日があるが、出している家庭は極少なく、ほとんどが燃えるごみの袋に入れて処理していると思われるという意見。


5. 生ごみだけでは溶融炉の温度が上がり切れないので、その他のごみも混ぜて出した方が良いと聞いているが本当か。


6. 過日、島田市の循環型社会を考える会が実施した、ごみの分別に関する市民意識調査結果は、「燃えるごみの分別を行政が決めてくれれば従う」 という結果が多数を占めた。


7. 島田市民は、決めてもらえば従うという市民性が強いのではないか。


8. 小水力発電は経済性がないのではないかという指摘、これに対して最近は10㎾/h が発電できれば、何とか採算が合うようになってきたとの説明があり。


などなど、様々な意見がたくさん出ました。 席上では結論までは出ませんでしたが、久方ぶりに大変有効な時間となりました。


新しい市政になり、情報公開が高まっていますが、今日の市民の声を聞いて、もっともっと正しい情報をしっかりと伝えることの重要性を改めて感じました。


真面目な市民討議には、中々人が集まらないが、やってみれば意見が続出し、改めて開催をあきらめてはいけないなと感じました。


参加者が少ないと言ってあきらめずに、これからも、市民対話の時間や学習会の時間を大いにとって行きたいと思う。