NPO法人 しまだ環境ひろば 「ごみ 担当」 と 「事務局」 です。
しまだ環境ひろばでは、「島田市 まちづくり交付金」 を頂いて、「生ごみの堆肥化実証実験と検証 事業」 を遂行してきました。
昨年3月に検討をスタート、7月実験を開始、今年2月、できた堆肥の成分分析を終え、この程本事業の全ての活動を終了しました。
約1年かかりました。
今日 (3月9日 月) は、関係者が、地域交流センター歩歩路に集まり、次のことについて話し合いを行いました。
(1) この一年の手続き書類や、資料、記録データの確認
(2) データをどう読んで、最終報告書に、これを反映させていくか。
(3) 今回の実験結果を今後も島田市のごみ行政にどう活用を図るか。
実験で体験した堆肥づくりの手軽さ、コスト、できた堆肥の成分分析結果などを総合して、結論として次ののように提案することにしました。
(1) 堆肥を必要としない市民には、生ごみが消滅し、集合住宅のベランダなどでも設置できる 「キエーロ方式」 が最適である。
(2) 堆肥を必要とする市民には、手軽に堆肥ができる、「グン太君方式」 や、「ピートモス方式」 が最適である。
(3) やや手間はかかるが、肥料成分が多く、量も確保できる、「さんさんBOX方式」 も推奨できる。
(4) 今回の実験で、4つの方式を推奨し、この中から市民に選択してもらい、一人でも多くのごみの自家処理市民を増やし、ごみの減量化を目指して行きたい。
近日中に、「島田市 まちづくり交付金」 事務局と、ごみ担当部署に実験データを添付して報告・提言を予定しています。
今、島田では、「島田市ゆめ・みらい百人会議」 と 「市・環境課」 による、「ごみの更なる減量化推進合同検討会」 がスタートしました。
今回の結果は、この合同検討会に反映して、有効活用を図り、島田市のごみの減量化・資源化に貢献していきたいものです。
写真は、昨年10月に開催された 「島田市くらし・消費・環境展 2014」 で、今回の実証実験の中間報告をしたときの、「しまだ環境ひろば」 ブースの様子です。