長泉町 小水力システム「ニコニコ水力 1号機」 を視察

NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー 担当」 と 「事務局」 です。


今日 (3月16日 月) は、「長泉町水力発電システム 運用開始式」 に参加しました。


島田市からは、しまだ環境ひろば・市議会有志・市職員有志が参加しました。


運用開始式には、大勢の関係者 約200名が参加し、大変な賑わいでした。


小水力にかける関心の深さが窺われました。


■ 主催: (社)自然エネルギー利用推進協議会 

■ 設置協力: 長泉町・大堰土地改良区・芦湖水利組合

■ システム名: 災害時に活用できる地産地消型の再生可能エネルギーの事業モデル (長泉町水力発電システム)  「ニコニコ水力 1号」  今後逐次 複数設置に拡大する。

■ 主な出席者: 以下 約200名が参列しました。

   ◆ 長泉町 市長他
   ◆ 静岡県 副知事 他
   ◆ 大堰土地改良区
   ◆ 芦湖水利組合
   ◆ 地元関係者
   ◆ 近隣市町村


■ システムの内容説明

   ◆ 発電出力: 8キロワットh
   ◆ 設備内容: 水車式・自動ごみ対策・
             製作は、地元加工業者担当、清掃は、町内
   ◆ 年間発電量: 49,000キロワット (想定)
   ◆ 総設備費: 約3,000万円 (設計費など込み)
   ◆ 自治体からの補助金なし  市の負担なし  住民負担なし
   ◆ 固定買い取り制度を利用して通常は売電
   ◆ 利益は、設備償却費・水利権者の水利維持費・地元住民にまちづくり資金を配分
   ◆ 災害時は、緊急電源として独立運転に切り替え長泉町へ (売電 → 減災へ)
            付近の住民の情報機器充電などに自由解放


長泉町同様、島田市にも、農業用水がまちの至る所を流れています。


この貴重な財産を、エネルギー創出に使わない手はありません。


長泉町では、町・水利権者・地元町内会の総力を上げて、難解なハードルを乗り越えて、今回の小水力発電をものにしたという。


島田市でも、漸く、第一回目の 「市民・行政 合同検討会」 がスタートしようとしています。


今回の、長泉町の仕組みを参考に頑張りたい。


写真は、「長泉町 小水力発電 ニコニコ1号機」 の水車部分です。