NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
しまだ環境ひろばでは、昨今の世界規模の気候変動による大災害や、脱炭素の世界の動向を見て、地球温暖化防止3大対策(森林保全・技術革新・再エネの創出)の重要性を改めて認識し、島田市に豊富に存在している「農業用水路を活用した小水力発電」に着目しています。
数ある用水路の中から島田川のうぐいす橋付近の落差に限定し、関係先の協力の下で一通りのデータ収集と解析、測量、発電機選定を終えて「島田川小水力発電事業計画」を作り上げました。
しまだ環境ひろばには、資金力も技術力もありませんので事業の主体になることは残念ながらできませんが、付きまとっている水利権問題、補助金問題、地域問題等々の問題解決や折衝では役に立てるものと自負しています。
現在、県や市の所轄課や発電機メーカ、土地改良区さん等々を訪問し、懸案事項の確認や改善のお願いなど、この2ケ月も根回し活動を精力的に展開中です。
■ 7月13日(木)静岡県庁の小水力発電関連所轄課 2課訪問(補助金問題)
■ 8月3日(木)島田市の小水力発電の所轄課と打合せ(問題点の意見交換)
■ 昨日(8月30日 水)島田市河川管理関係課訪問(水利権問題)
■ 同上 地元土地改良区さん訪問(協力要請)
■ 今日(8月31日 木)島田市商工会さん訪問(事業主体の探索)
再生可能エネルギーの創出は、地球温暖化防止対策の超重要施策ですが、5つの再エネ(太陽光・風力・小水力・地熱・バイオ)の中で、小水力発電の創出活動は一番遅れています。
一頃脚光を浴びた小水力発電機の開発も中々進みません。
小水力は自然豊かな日本に与えられた資源であり、持てる国や地域が頑張らなければなりません。
砂漠や水が少ない中東諸国にやれと言ってもできないし、日本の中でも東京など大都市圏でやれと言ってもできないのです。
何としても島田市で市民・事業者(事業主体・発電機メーカ)・行政が連携・協働して早く一基、島田市の一級品の用水路で、小さな小水力発電所を立上げモデルケースとしたいものです。ガンバロ―!