賑わいの素材

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


昨日 (11月28日 土) は、久方振りに、「法多山 尊永寺」 に参拝しました。


土曜日でしたが、縁日でもないのに、相変わらずの賑わいで感心しました。


境内は、クイズラリーの答案用紙を持った参拝客で賑わっていました。


クイズは、入り口から出口にまで、階段の数や鳥居の数、のぼりの数を数えさせて、答えを導き出して、正解者には抽選で、土産物屋や食堂の割引きをするものでしたが、参拝客は結構楽しんでいました。


これと似たような場所で、毎月28日の縁日に、大勢の参拝客を集める、「静岡市・丸子おおだたら不動尊」 がある。


約1kmの参道の両脇には、多くの屋台店や、地元店が、野菜・果物・漬物・お菓子・骨董・古道具などを並べて参拝客を呼び込んでいる。


多くの観光客やハイカーは、参拝目的よりも、出店の巡回を楽しんでいる。


自然豊かな里山と、不動尊と、出店を組み合わせた地域活性化の見本である。


とにかく、毎月28日は、物凄い人出である。


島田市に目を転じてみると、金谷の 「お日限りさん」 がそれであるが、「おおだたら」 よりは見劣りする。


JR島田駅から、西側の大通りを、北 (山側) に向かってひたすら真っすぐに、2km歩くと、 「静居寺」 に突き当たる。


この 「静居寺」 も、京都から移築した惣門や、いくつかのお堂は、人を集める可能性を感じる。


横を流れる、静居寺谷川は、清流中の清流で、もう少し整備すれば、ビオトープや親子で遊べる親水公園になる。


とにかく、駅から2km歩けば、閑静な山あいと、清流が楽しめるのは魅力だ。


島田市には、観光客やハイカーを呼び込む素材 (賑わいの素材) はたくさんある。


島田市相賀地区では、 「相賀の里を良くする会」 が立ち上がった。 自然豊かな素材を活用して地域を活性化しようということですが、何かを発見して、賑わのある里を作り上げたいものだ。


今、思案中である。