NPO法人 しまだ環境ひろば 「コミュニティ農園 担当」 と 「事務局」 です。
今日 (1月9日 土) は、今年 第一回目の、「新春 手づくり味噌体験会」 を開催しました。
今日を皮切りに、3回、270kgの手づくり味噌を仕込みます。
■ 会場: 東光寺 「園田農園」
■ 講師: 園田農園 園田巳義 さん
■ 参加者: 一般市民 6名 と、しまだ環境ひろば 会員
■ 方法と仕込み量: 全員、自分用のカメを持ち込んでそれぞれ仕込み (10kg〜15kgづつ) 全90kg
■ 材料: 大豆 18升 + 糀 18升 + 塩 11kg
大豆は、しまだ環境ひろば 中溝町 コミュニティ農園で、農薬を一切使わずに栽培・収穫したものです。
園田農園さんの糀も、有機農法で栽培した米を使っています。
朝早くから、6名の市民が集まり、昨夕、水洗いの上で浸した大豆を、3つの鍋に均等に入れて、火入れが始まりました。
釜戸の中には、アルミ箔に包んだ、「サツマイモ」 を放り込んで、井戸端談義用のおやつにするのが、毎年の楽しみです。
大豆のアクを取りながら、吹きこぼれないように、上手に煮ることがコツです。
豆を、人指し指と親指に挟んで、つぶれる程度が、煮上がりの目安です。
煮上がったら、煮汁を少し別な容器に分け乍ら、ザルに上げて、蒸らします。
温度が下がった所で、麹と塩を混ぜます。 混ぜ加減は園田さんの指導に従って行います。
混ぜ合わしたものを、ミンチ機にかけ乍ら、出てきたミンチを団子にして、カメに仕込んで行きます。
今日参加した市民は常連です。
和気あいあい楽しく仕込んだ味噌を、それぞれ家に持ち帰り、今年冬まで温度があまり上がらない場所で発酵を促します。
子供や孫に、分け与えるのが楽しみのようです。
身体が動けるまで、大豆づくりを継続し、伝統食の手づくり味噌の体験会を続けて行きたいものだ。
写真は、今日の手づくり味噌の体験会の様子です。