島田市で、温泉のガスを使った発電を開始

NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー 担当」 と 「事務局」 です。


しまだ環境ひろばは、再生可能エネルギーの創出に向けて、主に「小水力発電」に絞って研究・検討を進めています。


島田市には、既に2基の小水力発電所 (伊太発電所・細島発電所)が立ち上がっています。


再生可能エネルギ−は、5つ(太陽光・風力・小水力・地熱・バイオ)に分類されています。


島田市は、4月11日から川根温泉から出るメタンガスを使った発電を開始します。


 ■ 4台の発電機を使って最大で毎時100キロワット 一日約2000キロワット時発電

 ■ 工事費は、1.7億円

 ■ 発電した電力の半分は、川根温泉で使用


島田市再生可能エネルギー比率は20%を超えており、我が国が目指す電力のベストミックスに占める再エネ比率 22〜24%を満たし、再エネのメッカと言えます。


市内には、大井川の恩恵である、「大井川用水」 が網の目のごとく流れています。


また、日照時間にも恵まれ、太陽光発電の拡大もこれからです。


全国的には、電力のベストミックス (再エネで22〜24%) の達成は至難であり、恵まれた地域が押し上げるしか方法はありません。


島田市は再エネの創出に恵まれていますので、これからも再エネの創出に市民を挙げて努力していかねければならないと思います。