再エネを「主力電源」に大きく舵が切られた。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


3つの市民活動団体の、事業報告・決算報告、新年度の事業計画・予算計画やその付随業務が輻輳し、ブログを10日間ほどお休みしました。


この短い間でも世の中は目まぐるしく動いています。


環境問題で、このところ新聞紙上を賑わしているのが、「政府の再生可能エネルギーへのシフト」 の話題です。


これまでの政府の電源の基本計画 (ベストミックス) は、次の通りでした。


  ◆ 火力 56%     ◆ 原子力 20〜22%  再エネ 22〜24%


今、原発の殆どが止まっている現在、原発を20%に引き上げて行くのは国民の理解は得られない。


原発は、できる限りゼロにするのが国民の願いだ。


この度、政府は再エネを、「主力電源」 と位置付けて最大限増やすことに大きく舵を切った。


一次鎮静化してしまった再エネが、これでまた再び脚光を浴びる時代になりました。


問題であった再エネの発電コストも下がって行くのではないか。


また蓄電池の開発も弾みがつくのではないか。


島田市は、再エネ依存率30%以上の全国有数の市だ。


望んでも再エネの活用が難しい地域がいっぱいある中で、「太陽光」 と 「小水力」 と 「バイオ」 に恵まれている。


特に小水力は、大井川の水の殆どが、川口発電所に集まりそこから分岐される水が、市内のあちこちの幹線用水路を流れています。


これを使った 「小水力発電 は有力だ。


島田市ゆめ・みらい百人会議」 「しまだ環境ひろば」 が、市の環境課と協働して作った、島田市水力発電ガイドブック」 は、これから大きな武器になる。


島田市には小水力発電所が、「伊太発電所」 「細島発電所」 などが稼働しています。


「坂本発電所」 の設置が、なぜか止まっています。


早く、事務作業を進めて設置作業を再開してもらいたい。


「坂本発電所」 が先に進まないと、次の計画ができない。


国が再エネをベース電源に据えて、各有力地区が名乗りを上げれば、再エネの創出は弾みがつく。


島田市は小水力発電の先端都市として、「小水力発電 日本一」 に名乗りを上げるべきと思う。