イベントの陰には、準備・後片付け・維持活動がある。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


もうすぐ、平成29年度も2ケ月を過ぎようとしています。


どこの市民団体も、少しづつ活動が滑らかに動き出した時期です。


しかし、現場 (竹林・梅林・森・市民農園・田んぼ・畑などなど) を持っている団体は、その維持管理に苦労しています。


手を加えない現場は、見る影もなく荒れています。


特に今の時期は、雑草との戦いである。


切っても切っても出て来る。


除草剤を使えば楽だが、それでは環境団体を名のる資格もない。


また、楽をしたら、「まち起こし活動」 に似合わない。


問題は、維持管理のための ”人手” だ。


これがなかなか集まらない。


行事 (イベント) には何とか人は集まる。


しかし、毎日の現場の維持には人は集まらない。


会員も、そうたびたびでは出て来ない。


結局、維持活動の多くは誰かに集中する。


市民活動の維持は、行事 (イベントの開催) だけでは維持できない。


日常の、現場の維持管理があって始めて、イベントができる。


イベントをやるためには、”事前の準備” と ”片づけ” がいる。


当日のイベントだけ出て来れば、活動に参加していると思われがちだが、その前後には地道な準備活動と片づけ活動がある。


ここは、誰が支えているのだろうか。


世の中の、イベント報告は、何人集まったかが評価の対象で、日頃の現場維持活動や、準備活動、後片付け活動は全く評価の対象ではない。


実は、そこが一番の問題であり、そこにお金がかかる。


矛盾が大きい。