複合的協働

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


しまだ環境ひろば」 は、活動フィールドを5つ程持って維持管理しています。


相賀の里を良くする会」 も、5つ程の現場を持って維持管理しています。


両団体共、行政との協働が進んでいますが、いづれ単発的協働に留まっています。


その中には、市の支援でいくつかの、「耕作放棄地」 を再生した現場があります。


これまでの協働は、再生をしたところで終わっています。


再生地は、当然ながら何らかの農作物を作ってそれを加工したり、斡旋販売したり、出口戦略が必要です。


例えば、大豆を栽培し加工して 「手づくり味噌」 にしたり、枝豆や大豆を収穫して斡旋販売したりするのがそれに当たります。


昨日 (9月7日 水) は、大豆の出口戦略として、市民へ、「手づくり味噌」 の普及を図るべく、島田市の関係課を訪問し、連携・協働を具体的に提案しました。


 ■ N課さんとは、再生した耕作放棄地で栽培した、大豆を使って、「市民手づくり味噌の講習会」 の開催について打合せしました。


   ◆ 「手づくり味噌」 は、(1) 耕作放棄地の活用 (2) 伝統食の伝承 (3) 地産地消など、循環型社会づくりのうってつけの素材であり、一石三鳥を狙える。


 ■ K課さんには、保険委員さんの年間行事に組み入れて、健康食の普及をすることを提案しました。


行政と市民活動の協働は、単発に終わるのではなく、こうした複合的連携こそ、これからの市政を盛り上げ、活気づける近道ではないかと思う。


昨日は、検討をお願いして帰途についたが、是非共実現してもらいたい。


協働は、行政と市民の信頼関係から生まれ育って行きます。