明日は今年7回目(最終)の「手づくり味噌の会」

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

明日は、今年度7回目(最終回)「手づくり味噌の会」です。

 

今年はコロナ禍、市民が集まっての「手づくり味噌の体験会」は自粛し、しまだ環境ひろばと会場の園田農園さんの協働によるリピータのみの「請負制」にしています。

 

 請負制:希望者はカメを持参し、仕込んでもらい、完成品を引き取る方法

 

体験会の自粛は仕方ないが、手づくり味噌だけは欲しいという市民の要望に応えたものです。

 

約70人のリピータの殆どが手づくり味噌の美味しさが忘れられないと「請負制」を受け入れて頂いたものです。

 

長年の苦労が報われました。

 

手づくり味噌の会は、しまだ環境ひろばが最も大事にしている市民とのイベントです。

 

目的は、

 

 ■ 昔から農家で作られていた自家製の味噌の継承 (伝統食の継承)

 ■ 市民への普及 (すそ野の広がり)

 ■ 地産地消 (地元で作って地元で消費)

 ■ 自分で作る喜び、(達成感)

 ■ 美味しく・安心・安全な手づくり味噌づくり (自然食を楽しむ

 

しまだ環境ひろばの手づくり味噌は、もう10年も前に、園田農園さんの有機農法(無農薬)で作ったお米と、しまだ環境ひろばが耕作放棄地を活用して、農薬を一切使わない大豆栽培とコラボして、市民に呼び掛けてスタートしたものです。

 

10年も続けて来たのに、誠に残念ながら、次の理由で大豆栽培ができなくなり、この2年間は購入に至っていますが、来年こその思いは強い。

 

 ■ しまだ環境ひろばが管理し大豆栽培をしてきた、「中溝町コミュニティ農園 300坪」が、地主の都合で食品スーパーの駐車場に転用。

 ■ まちづくりを目的に立ち上がった、「相賀の里の会」と協働した耕作放棄地を活用した大豆づくりも中断。

 

今日(2月5日 金)は、会場である園田農園さんに大豆を運び込み、今後のことについて園田さんと打合せをしました。

 

来年度より、園田農園さんに耕作放棄地を再生した農地を300坪強増やしてもらい、「しまだ環境ひろば 手づくり味噌の体験会専用の大豆を栽培願うことにしました。

 

その大豆畑を使っての「しまだ環境ひろば 市民環境塾」の開催の承諾も頂きました。

 

新春の手づくり味噌体験会とは別に、味噌の素材であるお米や大豆がどういう方法で無農薬栽培されているか、実体験を伴った「環境塾」の開催をしようという企画です。

 

園田農園さんはJAS有機認定農園で、売り物は無農薬栽培です。

 

 ■ お茶: 完全無農薬栽培の緑茶 ■ そばかすミカン: 敢えて無農薬の傷ありミカン ■ お米: レンゲ畑の自然米 ■ 味噌:無農薬のお米・大豆でこだわりの自家製味噌

 

園田農園さんの無農薬栽培(耕作放棄地を再生した農地の活用)と、しまだ環境ひろばの「環境塾」のコラボで、これからも一般市民と一緒になって環境維持改善活動を展開していきたいものだ。

 

早くコロナが癒えて、市民環境塾の開催が楽しみだ!