「大豆づくりから手づくり味噌」の体験を提案

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

新年も既に45日が過ぎ、しまだ環境ひろばも新年度(令和5年度)の事業計画立案の時期です。

 

いろいろな関係先に、市民環境活動の連携・協働を呼び掛けています。

 

昨年5月26日(木)、島田市で市民活動をしている主婦の仲間「ゼロウェイスト研究会」さんからの依頼で、「循環型社会づくりと手づくり味噌」というタイトルで、しまだ環境ひろば塾を開講させてもらいました。

 

当日は「手づくり味噌」を題材として、味噌の材料の大豆は耕作放棄地」を活用して無農薬で栽培、米麹も有機農法で作ったお米を使い、無添加の手づくり味噌を作り、生ごみは自家処理で堆肥にして自家菜園で使う!

 

循環型社会づくりそのものであり、SDGs(持続可能な開発目標)の17の目標有機的に繋がっており、決して無駄にしないもったいない精神とも合致している話をしました。

 

その時集まってくれた数人の主婦のみなさんが、大豆づくりから手づくり味噌ができるまでの体験に興味を示したことから、やって見ないか、とリーダのSさんに提案をしています。

 

しまだ環境ひろばは、耕作放棄地を開墾して市民農園を維持運営、有機農法の園田農園さんと連携・協働、手づくりみその材料も設備も完備、生ごみ処理にも精通していますので、こうしたことに対応できます。

 

どんな返事が来るか楽しみですが、環境活動は実際にやって見なければ分かりません。

 

農業がどんなに大変なものか、味噌はどんな材料を使いどんな工程で出来上がって来るのか、それを知れば何事もおろそかにはできなくなる。

 

これからの市民は何事も「自分事」として考え、「当事者意識」を持って取り組むことが大切です。

 

市民が考え、市民が実行する。指示待ち市民になってはならないと思う。

 

今朝のNHKラジオから、環境問題に興味を持ち大学入学試験に挑んでいる若者の話が流れて来ましたが、清々しい気持ちになりました。

 

この若者が社会に出て来る頃には、環境はどうなっているのだろうか。

 

市民は果して自立(何事も自分事にして、当事者意識を持った市民)しているだろうか。