今年度4回目の「手づくり味噌の会」を開催

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(1月11日 水 am/pm)は、新年3回目(今年度通算4回目)「手づくり味噌の会」を開催しました。

 

1~2月は大気中の雑菌が少なく、手づくり味噌の絶好な仕込み期間です。

 

 ■ 主催: NPO法人しまだ環境ひろば ■ 共催: 島田市農業振興課

 ■ 会場: 東光寺「園田農園」 ■ 講師: 園田農園 園田巳義さんご夫妻

 ■ 講習: コロナ禍で対面式の講習は自粛し、完成品引き渡し・質疑応答形式で実施、但し体験希望者は受付る。

 

今日は島田市農業振興課さんと共催で、「広報しまだ 10月号」で公募した一般市民5名と、無農薬の手づくり味噌の大ファンとなって毎年参加しているリピータ5名、計10名の参加でした。

 

参加者の大部分は家庭の主婦ですが、今日は男性が一名、Nさんが体験を希望し、講師の園田さんの指導で早速味噌づくりが始まりました。

 

コロナ前は、前日に大豆の水洗い、鍋の中で一昼夜水に浸し、当日早朝から火入れ(釜戸に鍋を掛けて大豆の煮炊き開始)、吹きこぼれないように監視、時々水を加えながら、指で軽くつまんで潰れる位までひたすら煮込む。

 

一方、保温庫で米麹づくり、出来上がった米麹は塩と混ぜ、次に煮込んで冷ました大豆と混ぜ合せ、ミンチ機で潰して、持参したカメに叩きつけるように仕込んで行く。

 

寒風の中で、出席者全員で火を囲んでワイワイガヤガヤ、こうした作業をこなし自分用の味噌を仕込んでいた頃が懐かしい。

 

今年はコロナ禍、前記のような対面式作業は自粛し、完成品の引き渡し・質疑応答、希望者のみ体験を受け付ける方式で行っています。

 

早くコロナ前の対面式(素材作業~昼飯~仕込み作業)に戻りたいものです。

 

しまだ環境ひろばでは、手づくり味噌の会を始めてもう13年も続けています。

 

耕作放棄地を活用して大豆を無農薬栽培、有機農法の園田農園さんと連携・協働、島田市農業振興課の支援も得て参加市民も増え、今年度は8回(8日間)、市民約100名、約800kgの手づくり味噌を、自分用のカメに仕込むまでになりました。

 

島田市には、まだまだ耕作放棄地が増え続けています。

 

まだまだこれからです。安心安全な手づくり味噌をこれからも増やして行きたいものです。