NHKBS「激走!日本アルプス大縦断2022 15min」

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

数日前から朝7:45、NHKテレビBS「激走!日本アルプス大縦断2022 15min」が始まりました。

 

長時間特集版は過日放映されましたが、今回はこれまで放映されなかったエピソードも含めての15分シリーズであるので毎朝見ています。

 

<(正式名称)トランスジャパンアルプスレース2022(TJAR)の概要>

 

 ■ 2年に一回、日本海富山湾魚津市~太平洋静岡市大浜海岸までの全長415km、北アルプス中央アルプス南アルプスを踏破して途中30カ所のチエックポイントを通過し、8日間192時間以内の日本一過酷な耐久レース。

 ■ 今回は11回目(8月6日〈土〉~14日〈日〉・8月7日〈日〉0時スタート)、前回は2日目で台風襲来で中止

 ■ 第7回~10回まで、静岡市消防局に勤務する「望月将梧」さんが4連覇し、絶対王者として言われてきましたが、前回(中止)強敵の土井 陵(たかし)さんが現れ今回、望月さんの記録を6時間余り短縮して驚異的な記録で優勝を飾りました。

 

筆者がなぜ当レースに興味があるかと言うと、筆者が所属している「生活情報交換会」で、4連覇したばかりの望月さんを招待して講演をしてもらい、レースに挑んだ望月さんの心境を聞きましたが、驚いたことに今回も出場したからです。

 

嘗ての講演の後の質疑応答の時間に、筆者は出場の覚悟を質問をしましたが、望月さんは「出場の目的は自分の限界への挑戦で、出場する限りはいつも優勝を目指している」という言葉が非常に印象的で、さすが王者だな、と思ったことが今でも脳裏に残っています。

 

今回のレースでは優勝は逃しましたが見事4位で入賞、うれしいことに生活情報交換会のT会長の尽力で、来る2月の講演会に再び望月さんの登壇が決まったことです。

 

数日前に15分シリーズで始まった「レースの振り返り」を見ると、過酷なレースの中で、選手たちの多くは他の選手ではなく、自分と闘っている!

 

何のためにこんな過酷なレースを闘っているのか、このレースを完走して強い自分を取り戻したい、もう駄目だ、もうやめたい、選手たちの思いはそれぞれだ。

 

絶対王者の望月さんもレースの前半では、なぜ走っているのか、自分と闘っていましたが、次第に気持ちが落ち着いて来たのか、気持ち良く走り続け大勢のフアンに出迎えを受けて見事大浜海岸に4位でゴールしました。

 

途中、時間ロスを覚悟の上で、レースのコースを外れて山小屋に寄り、管理人から「前はギスギスしていたが、すっかり柔らかくなったね」と言われ、望月さんもにっこりしてレースに戻って行ったシーンが印象的でした。

 

心から望月さんに敬意を表しますと共に、ご苦労様と言いたい。

 

そして、2月の生活情報交換会の講演は、慰労と感謝の気持ちでお迎えをしたい。