散歩をしながら「地球温暖化」を憂う。
NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
健康維持のため、一日6,000歩を目安に散歩を続けています。
コースは自宅を基点に4つのコースを設定し、その日の気分で選んでいます。
■ 伊太・天神山コース:目的地に小高い丘があり息が切れます。
■ 大津・中央公園コース:途中小高い丘があり、公園内も起伏が多い。
■ 旗指・静居寺コース:平らな田舎道と静寂なお寺の参道を歩く。
■ 市内・街中コース:ほぼ平らな住宅街や商店街を歩く。
昨日(1月12日 木 pm)は、旗指・静居寺コースを歩きました。
静居寺の参道に入ると、さざんかの花が咲き終わり、蝋梅(ろうばい)の蕾が膨らむ中でちらほら花弁も開き始め、独特な良い匂いが漂っています。
参道には寒椿も植わっていますが、蕾が膨らみ一輪二輪咲き始めました。
その横には、いつも早咲きの白梅もちらほら咲き始め春一番のたよりです。
旗指・静居寺コースの途中までは、田んぼや畑の柔らかい畦道なので、足に優しく自然に歩行も軽やかになります。田舎道を抜けるとお寺の参道に入りますが、静寂な中で凛とした気持ちになります。
いつも本堂に家内安全を祈願して、裏庭にある剪定が行き届いた樹木や八角堂(経文保存堂)を見て帰途につきますが、持参しているスマホの歩数計が6,000歩を越えて「今日の目標達成!お見事」が表示されると、達成感と満足感でいっぱいになります。
特にこの時期の散歩は、少しづつ春へ近づき、日本の四季の有難さ、日本に生まれて良かった実感を身に感じます。
そんな中、今日(1月13日 金)の日経新聞朝刊2面に、「過去8年〈最も温かい〉温暖化ガス濃度最高に」の見出しが目に飛び込んできました。
2022年までの8年間が、記録上最も暖かかったことが複数の研究機関の調査で分かったという。
大気中の温暖化ガス濃度が記録的水準に達しており、過去8年間の平均気温は産業革命前の気温を1.2度程度上回り、「パリ協定」で合意した抑制目標1.5度に迫っているという。
2022年も、世界中で熱波・干ばつ・森林火災・巨大ハリケーンが襲来しました。
今後も気温上昇は続き、1.5度を越えれば異常気象などのリスクが劇的に高まると各研究機関は警笛をならしていると記事は伝えています。
日本も昨年は、温暖化ガス排出量の増大による気温上昇の影響と思われる自然災害が多発しました。
本当に地球温暖化は待ったなしだ。
まだまだ日本の国民は、対岸の火事くらいしか思っていない人が多い。
大量のごみを燃やし続けているだけでも、それを証明しています。
国民がその気になるのはいつなのだろうか。
温暖化で日本の四季も危ない!
まだ間に合う。
今がその時であることを、気が付かなければならない時が来ています。