NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
今日(1月10日 火)も、いつもの通り新聞折り込みで、民間廃品回収業者による「古新聞無料自宅前回収」の広告が配達されました。
広告の内容は、次の3つで手続きは非常に簡単で楽です。。
◆ 自宅前で、古新聞と一緒に雑誌・ダンボール・書籍・雑紙を無料で回収
◆ 当広告で地区ごとに回収日予告(朝8時までに排出・雨天でも・濡れても回収)
◆ 申込みは、FAXか電話で一回だけ
回収量は分かりませんが、非常に受けています。
この他に民間による紙資源の回収は、次の2つの方法でも回収されています。
◆ 民間廃品回収業者が、大通りのすぐ横に大きなBOXを置いて、いつでも・誰でも・雨天でもを歌い文句に無料回収をしています。
◆ 同じ要領で、主に食品スーパーさんが敷地内にBOXを置いて回収しています。
いつ行っても、回収BOXは満杯で非常に利用されています。
さて、島田市でもこれら紙資源ごみは2つの方法で回収を奨励し、市の貴重な財源にしています。
◆ 行政回収:月2回、隣組み毎に決められた場所に排出して回収、但し雨天は市民は遠慮して出さない。自治会への報酬は紙1kg当たり1円と少ない。
◆ 集団回収:市は行政回収の代わりに、自治会や学校・老人会などに紙資源の回収を奨励し紙1kg当たり4円の助成金を出している。各市民の会は集めた紙資源を時価で業者に売り渡し、助成金と合わせて貴重な財源になっています。
2つの方法、行政回収と集団回収は現在3:7の比率になっています。
集団回収は、それぞれの市民の会が、排出が便利なようにいろいろと工夫していますので、市民の協力度は高い。
また、自治会によっては、元気な人が自分が排出する時に高齢者の見回りを兼ねて、お年寄りの家を訪ねて代行する仕組みを作って、集団回収の実績を上げている自治会もある。
行政回収の方は、月2回で雨天は事実上排出が困難であり、不便なので回収量は伸びない。
民間廃品回収業者が集めている紙資源は、回収BOXがいつ見ても満杯状態にある通り、非常に便利(誰でも、いつでも、雨天でも)だということです。
集団回収は、それぞれの市民の会の手が掛かり、役員クラスに理解がないと継続は難しいが、各市民の会は現在非常に頑張っています。
行政回収は、市に任せきりで手はかからないが、市民から見れば不便で、燃えるごみ袋に入れてしまったり、民間廃品回収業者に依存したりすることになる。
集団回収は、知恵を出せば手間を極小化できる工夫の余地は十分あり、回収量を増やして自治会や各市民の会の財源増加にも貢献するので、更に成果を上げたいものです。
筆者は、生活情報交換会で、静岡市の自治会役員とコンタクトしていますが、静岡市は集団回収が非常に行き渡っており常識化しています。
島田市も、あと3割の行政回収を集団回収に移行させたいものです。