「主担当制」で、ボランティア活動を補完

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


NPO法人 しまだ環境ひろば」 は、環境保全を目的とする、市民ボランティア団体です。


役員も一般会員も、無報酬で、個人都合優先が基本です。


どんな活動も、仕事も、「期限 = 納期」 と、「品質 = 出来映」 は、必須で、社会の中では、これなくしては存在が認められません。


しかし、個人都合優先では、納期も、品質も守れません。


従って、役員クラスが、自分の都合を犠牲にして、納期と品質を守っているのです。


イベントの当日だけ出て来る会員だけでは、実はイベントの開催すらできないのです。


当日だけ出てきて、イベントが終わると、「ハイ、さようなら」 が大半なのである。


イベントを開催すると言う事は、周到な事前準備と、終了したあとの片づけ、点検、評価、反省、次へのフィードバックという事後作業があります。


ボランティア団体は、無責任体制になりがちですが、これがあって始めて、社会的に評価され、次の飛躍に結びつくのです。


イベントは、一日だけではありません。


さて、しまだ環境ひろばは、相賀地区で立ち上がった、「相賀の里をよくする会」 を支援しています。


「相賀の里をよくする会」 も無報酬で、個人都合優先の、ボランティア団体です。


「相賀の里をよくする会」 は、地元にある自然環境を活用して、「地域活性化」 を目的にしています。


従って、発足2年目で、耕作放棄地を再生した、「活動フィールド」 を、4反部弱 (1200坪) 保有し更に拡大中です。


やはり、活動フィールドを持つと言う事はご都合主義ではできないということです。


特に農業は、人間のご都合を待ってはくれません。


今は、役員クラスが、個人ごとの都合の穴を埋めていますが、長続きしません。


従って、しまだ環境ひろばの、会則にある、「現場主担当制」 を流用して、「現場ごとの主担当制」 を会則化して、金額は僅かですが経費を支払って、その現場の維持管理を委ねています。


主担当制は、全部その会員がやるというのではなく、常にその現場の監視をし、要すれば会員を集めて維持管理を行う役割を負う人です。


主担当制を敷いた現場は、良く管理されていますが、そうでない現場は荒れています。


昨日 (11月5日 土 PM) は、主担当者を置いてなく、荒れている現場対策について下打合せしました。


   ■ 現場主担当者を誰にするか。

   ■ 今荒れている現場を、どう見映えの良い現場にしていくか。


13日 (日) の、「相賀の里を良くする会 11月例会」 で、審議し決定していく予定である。