今日から、畑の維持保全責任を期間・担当制に!

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


しまだ環境ひろばは、相賀地区でまち起こしを目的に立ち上がった、「相賀の里を良くする会」 を支援し、協働・連携しています。


相賀地区は、山・川 (相賀谷川) と、田んぼ・畑で構成されている典型的な里山で、300世帯 人口 1,000人の小さなまちです。


この町にも、高齢化・農家の後継難・人口減・空き家や耕作放棄地が増え、過疎化の波が押し寄せています。


そんな現象に危機感を持って、有志が集まり、平成27年10月 「相賀の里を良くする会」 を結成し、この10月で丸3年となりました。


地主から、耕作放棄地の再生を依頼されて、6反部 (約 6,000平方メートル) に、杏子の苗や、大豆、その他が植わっています。


これまで再生した畑は、会員の一斉出動 (主に草刈り) で維持管理してきましたが、今日から、畑別 責任担当制に変えました。


乗用草刈機を購入しましたので、乗用草刈機が入る場所は、専任担当者が担当します。


乗用草刈機では無理な場所 (苗の周辺・法面・畦・水路周りなど) は、カマによる手刈りか、手動の草刈り機で刈ることになります。


今日から、この部分を担当制にしました。


そうして、出動は期間制 (ある期間の中で都合のつく日に出動して作業を行う) にしました。


農業は、人間の都合ではできません。


一斉出動制は無理です。 


無理を承知でこれまでやってきましたが、農業は待ってはくれません。


何を置いても、やらなければならないスケジュールがあります。


期間・担当制は、一斉出動制をかなりカバーできます。


その代わり、今までのように、 ”誰かがやってくれるだろう” という甘い考えは通用しません。


自分が担当している畑の維持保全を怠ると、周りの畑と比べられて、汚さが目立つことになります。


少し、会員間の融和ムードが薄れると思いますが、当分この方法でやって見ようと思います。


頑張ろう!