「モンゴル自治区」の話をたくさん聞きました。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


今日 (7月21日 金 AM) は、「静岡 生活情報交換会 7月例会」 に参加しました。


今日の題目は、内モンゴルの自然と暮らし」 と題して、静岡市 男女協働 多文化共生課 職員の スルグリン さんのお話でした。


スルグリンさんは、1999年10月に来日してから今日で18年、静岡市の職員に採用されて主に小中学校を巡回しながら、内モンゴル」 と 「日本」 の親善に努めているという。


静岡市は、スルグリンさんにとって、第二の故郷だという。



今日は、スルグリンさんは、モンゴルの民族衣装で現れました。


なかなかの美人です。


今日は、内モンゴル自治区のことをたくさん知りました。


■ モンゴルと言っても、2つの国に分かれている。(朝鮮の様に北と南に分かれている。)

   ◆ モンゴルは、ロシアの影響を強く受けている。

   ◆ 内モンゴル自治区は、中国の自治区である。

■ 双方共に共通のモンゴル語を使っているが、モンゴル(北)は文字をロシア風に変えた。
  モンゴル自治区(南)は、中国語とモンゴル語の2つを学んでいる。
  最近は、モンゴル語の再勉強が始まっている。


■ モンゴル語と日本語は、順序が一緒(主語の後に動詞が続く) なので大変覚えやすい。
  日本語を勉強しているモンゴル人は多い。

■ モンゴル人は、半日感情は殆どない。日本でもモンゴルのことを嫌う人はいない。
  ルーツは一緒、顔も似ている。

■ 気候は北海道に似ているが、地球温暖化でお米も栽培できるようになっている。
  砂漠化が進んでいる。(ゴビ砂漠) 四季はある。(冬は零下30度 夏は30数度)

■ 都市は高層ビルが立ち並び、今や車による交通渋滞、電車も鮨詰め状態である。
  都市の住民は一戸建ては殆どなく、高層マンション(洋式=ベット・タイル張り・スリッパなど)
  ドロボーが多い。

■ 田舎は、規格的な一戸建てに住んでいる。

■ 更に田舎は、ゲル(テント)住まい。

■ 食べ物は、ヒツジの肉は欠かせない。チーズ・牛乳・バターも豊富。

■ 衣装は、民族(モンゴル)衣装 (色鮮やか・派手) 普段はあまりまとわなくなった。

■ 3大競技 (アーチュリー・相撲・競馬)は極めて盛んである。


今日は、今まで知らなかったモンゴルの話をたくさん聞けて、
1時間30分の時間があっという間に過ぎ去ってしまいました。


スルグリンさん、これからも両国の架け橋になって、いつまでも頑張ってください。


今日はありがとうございました。