行政による市民表彰制度

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日は8月17日、お盆も明けて今日からまた仕事始めです。

 

この8月は、秋の叙勲や市の表彰に向けて推薦・申請の時期でもある。

 

地域市民が対象となる表彰者の推薦は、行政から自治会に依頼が来る。

 

自治会は、日頃の自治会活動の中で、長く当該地域で社会貢献している方を選び推薦・申請を行う。

 

筆者は自治会の3役入りもしているので、今日(8月17日 月)は、自治会推薦の表彰者の申請書を市の所轄課に提出してきました。

 

自治会活動に関わっている方は対象となるが、そうでない人は洩れる。

 

市内広域活動をしている市民活動団体は、自治会に関わっていることは少なく、多くの市民団体が対象外である。

 

しまだ環境ひろばも、これまで2回の表彰を受けた記憶があります。

 

 ■ 島田市社会福祉協議会から、ボランティア活動での貢献賞を受けた。

 ■ 先の皇太子殿下をお迎えした全国育樹祭静岡県会場)で、静岡県から知事報奨を受けた。

 

もう17年間も、環境をテーマに島田市で市民活動を行って来ましたが、どうやら市の表彰制度の谷間にあるようだ。

 

平成23年12月、島田市の要請で、市内の御仮屋地区の耕作放棄地約600坪を開墾し、「御仮屋市民農園」を開設し以後8年間維持管理をして、市民に菜園を提供し、今日に至っています。

 

主管理を担当している会員のSさんは、特別に表彰してもらう必要はないが、年に一度くらいは農園を訪問して激励の一つくらいはあっても良いのだがと、時々嘆くことがあります。

 

しまだ環境ひろばは、主担当制をとっていますので、いくつかの事業をもくもくと維持管理している会員が数人います。

 

市民団体というと、良くテレビで行政の施策に反対し抵抗している集団がいますが、市民活動団体はそういう団体ばかりではありません。

 

2ケ月前に、環境活動を所轄している市の部長に、状況説明をし表彰制度の見直しも訴求しましたが、未だに何の音沙汰もありません。

 

市民活動団体は、どうやら制度の谷間にはまっているようだ。