「中溝町 医療学習会」
NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
昨日 (10月7日 金 夜) は、島田市地域医療を支援する会 主催の、「中溝町 医療学習会」 に参加しました。
支援する会から、中溝町での開催の通知と、参加者募集の依頼を受けて、町内回覧や声掛けを行ったものです。
会場には、中溝町民が、数十人集まりました。
講師は、
■ 島田市民病院 松下 先生 テーマ 「肝臓病について」
■ 開業医 片岡病院 片岡先生 「開業医の現状と在宅医療について」
「肝臓病について」
◆ 現在は、C型肝炎は100%治る時代になった。
◆ 肝臓は沈黙の臓器と言われ、殆ど症状がなくまた痛さを感じない。
◆ 従って定期検査などで数値が出て異常が発見された人が精密検査の対象になる。
◆ 精密検査は極めて多岐 (大きさ・硬さ・圧痛・肝機能などなど) にわたる。
◆ その結果、肝硬変・肝細胞癌などが発見される。
◆ 肝臓癌は、癌の中では第3位に死亡率が高い。肝臓癌の中では、肝細胞癌が多い、などなど。
「在宅医療について」
◆ 島田市の医療に対する意識調査では、67%の市民が在宅医療を望んでいる。
◆ しかしいろいろな事情がそれを阻んでいるが、その中で何とか地域の協力とか、医者の頑張りで解決可能な阻害要因を取り除く事が検討されてきた。
◆ その結果、去る平成26年7月 「島田市在宅医療推進協議会」 が設立された。
◆ 市民の責務
(1) 病院や開業医へのかかり方を見直そう。
(2) かかりつけ医を見つけよう。
(3) 病気を治してくれることに感謝しよう。
(4) 救急車の利用について見直してみよう。
(5) 子供の病気について正しい知識を学ぼう。
(6) 医療に関する学習をしよう。
今回は、良い勉強をしました。