「医療学習会」に参加して

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日 (10月5日 土 夜) は、島田市地域医療を支援する会主催・事務局:中溝自治会の、「医療学習会」 に参加しました。

 

開催時間が、ラクビーワールドカップ 日本:サモアの試合と重なり、特に男性の出席者が少なかったけれど、出席者は総勢60名位でした。

 

人口減、少子高齢化が顕著になり、医療・介護の問題がクローズアップされています。

 

地域医療はどうあるべきか、今日は島田市の地域医療・介護の現状認識と、必ずやってくる「老い」を一人ひとり自ら考えることを目的に、医療について勉強しました。

 

■ 第一部

 

題名:「島田市における地域包括システムの現状」

 

講師:島田市包括ケア推進課 係長 守谷桂子氏

 

■ 第二部

題名:「最期まで自分らしく」

 

講師:島田市第一・北中学校区地域包括支援センター管理者・社会福祉士 尾島清美氏

 

今日は、第一部では、包括的にサービスを提供できるネットワークシステム、地域包括ケアセンターの機能や現状を勉強しました。

 

島田市では、多職種合同研修会・しまだ介護つなぎ隊・しまトレの推進・住民主体の生活支援サービスなど、支え合い活動が進んでいるとのこと。

 

とにかく、住み慣れた地域で健やかに、安心して生活していけるように支援するのが地域包括支援センターであり、何でも気軽に相談してもらいたいとのことである。

 

第二部では、高齢者の事例別の最期の迎え方の紹介があり、自分らしい最期を迎えるためには、日頃からの身内の話合いや、自分の意思を明確にしておくなど備えをして置くことを勉強しました。

 

平成27年の島田市関係者意識調査によると、介護を受けたい場所は、58%の人が自宅を希望、医療を受けたい場所は、48%が在宅を希望、必要時は入院を希望しているとのことである。

 

そのためには、これからは、在宅医療・介護の充実が必要となるが、そのためには支え合、助け合いが大事だということだ。

 

今日は、いろいろ勉強したが、最期は自分らしくだそうである。

 

対処しておきたいものだ。