NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
最近いろいろな団体と付き合う中で、慰労会や反省会などで、「仕出し料理」 が出ることが多い。
仕出し料理ならまだ持ち帰って、家族で分け合って食べられるので良いが、お店での懐石料理などは、次々に出てきて片づけられてしまうので本当に勿体なさを感じます。
同窓会やOB会などでは、懐かしさもあって話に夢中になり、結局最後まで料理を食べず仕舞いになる人が相当いる。
農水省の調査では、国内で発生する食品廃棄物は2014年ベースで2775万トンに上ったという。
その内の約20%強は、まだ食べられる食品だという。
生産者や流通業者が、賞味期限を見直したり、安全性を確保する中で子供食堂に供給したり、食品ロスの削減に向けていろいろな工夫をしています。
私たち消費者も、宴会や法事などの食べ残しを減らすことをもっと真剣に考えなければならないと思う。
特に幹事になった人は、出席者の内容を良く理解して料理の量と内容を良く吟味すべきと思う。
出席者が若者の場合はいざ知らず、高齢者の場合は量よりも、少なくて良いから美味しい物を出すべきだ。
今日 (11月3日 金 PM) も、法事で 「精進落とし料理」 を出されたが結局席上では手を付けず持ち帰ったが、家でも喜んで食べる家族は少なく、結局多くの料理が生ごみとなってしまった。
私たちは、旧来の見た目や量による評価を変えるべきと思う。
島田市では、田代環境プラザ (溶融炉) で、多くの燃料費 (主にコークス代) を使って、年間32,000トンものごみを焼却していますが、その内の12,000トンは、生ごみです。
いわゆる、調理くずや食べ残しです。
世の中には、食事で困っている人がたくさんいる中で、私たちは食べ残さない工夫をもっともっとすべきと思う。