NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー 担当」 と 「事務局」 です。
昨日 (12月17日 日 夜) の、NHKテレビ 9:15からの、NHKスペシャル 世界ビジネス新ルール 「脱炭素革命の衝撃」 を見ました。
今、世界は、脱炭素社会の実現に向けてどう動いているのか。
ヨーロッパの諸外国からは、日本が発表した2030年の電源のベストミックスに、大きな異論が噴出しているという。
あの腰が重かった、中国が脱炭素社会の構築に向けて大きく舵を切った。
<経済産業省の2030年の電源 ベストミックス>
◆ 再エネ 22〜24% (この中には、従来の大規模水力発電 8%が含まれている)
◆ 火力 56% (内 石炭火力 26%)
◆ 原子力 20〜22%
特に、石炭火力に26%も頼ることに対しての抵抗が強いという。
この抵抗は、石炭火力発電所建設を売り込む、日本の企業にも強い指摘が出ているという。
もっと、再生可能エネルギーの創出に、持てる技術や資金を注ぎ込めということだ。
この先、原子力発電が、電源全体の22%になるとはとても思えない。
しからば、諸外国の指摘のように、もっともっと再エネの創出を頑張らなければならない。
再エネの創出コストが高いのが、再エネを抑える理由だが、国民のコンセンサスを得て、ここは我慢しなければならない。
日本のエネルギー政策をもう一度見直す時が来ていると思う。