住民満足度アンケート調査、「ごみ処理」がNO.1
NPO法人 しまだ環境ひろば 「ごみ 担当」 と 「事務局」 です。
しまだ環境ひろばは、島田市環境基本計画に書いた、自然環境の保全・ごみの削減・地球温暖化防止や省エネ・食生活の改善・市民環境教育の5つの環境改善活動に取組んでいます。
昨日 (2月19日 火)、隣組回覧で、「広報しまだ」や「しまだ議会だより」 、が回って来ました。
広報しまだには、住民アンケート結果が公表され、島田市の取組みに対する「満足度」結果が、「ごみ・リサイクル」 が第一位である事が報じられました。
満足度第一位が、「ごみ・リサイクル」 である事は、毎年変わらず不動です。
生ごみ・雑紙・プラスチック・ビニールなど分別なしで、燃えるごみ袋に入れれば何でも焼却してくれる、「楽チン」 に市民は満足しているのです。
生ごみや、雑紙、プラスチックを分別している、藤枝市などの満足度調査では、「ごみ」 に対する満足度は5番目か6番目です。
要は、市民に痛みを要求している施策は評価が低いのです。
一方、議会だよりを見ると、島田市の税収増に歯止めがかかり、支出は増加していると報じています。
これに対して市は、財政運営には痛みを伴うことも理解してほしいと回答しています。
思い切ってやるべきです。
筆者は、生ごみ (分別して堆肥に)と 雑紙 (分別して資源ごみに) は、資源化しています。プラスチックやビニールは手段がないので已む無く、「燃えるごみ袋」 に入れて排出しています。
そんなに手間もかからず、苦痛でもありません。
島田市は、「キエーロ」 を推奨し、自宅で生ごみを消してしまうことを推奨しています。雑紙は、分別して資源ごみとして排出することを推奨しています。
要は、市民の満足度調査で、5~6番目になるように、この2つを徹底的にできるかどうかです。
一般市民は、お金のかかる案件(市民病院・市民会館など)はいっぱい要求していますが、一方で現状のサービスを下げることには抵抗します。
両方一度にはできない。
行き過ぎたサービスは、ごみ処理を筆頭にいっぱいある。
お金のかかる案件に着手する前に、先ずは行き過ぎたサービスの見直しが必要ではないだろうか。