「生活情報交換会 5月例会」高齢者のより良い生き方

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

昨日 (5月17日 金 am) は、「生活情報交換会 5月例会」 に参加しました。

 

生活情報交換会は、某企業の数人の退職者がこれからの生活をエンジョイしようと、立ち上げた会で、原則として月一回、良い話を聞いています。

 

幹事団のお蔭で、毎回有意義な話が聞けて、すっかり定着し昨日も40人を超える盛況ぶりでした。

 

講演の題目は、「高齢者のより良い生き方を考える」 で、講師は藤枝市で社会問題のカウンセリング行っている、「松林三樹夫」 先生でした。

 

先生は、中学校で社会科教師を長く務め、子供の虐待や性教育に携わり、関連してDVや夫婦問題にも関心を深めて、教師を早期退職して現在のカウンセリングを立ち上げたという。

 

講演は、一人暮らしや、夫婦がうまくいかなくなったいくつかの事例紹介から始まりました。

 

共通する問題提起や教訓は次の通り。

 

 ■ 共通な行動や趣味を持つことは良いが、それ以外ではあまり干渉しない。

 ■ 妻や子供を笑顔にするよう努める。

 ■ できるだけ仕事、趣味、外との関りを持つ。

 ■ 相手の話を良く聞く。直ぐ否定しない。自分の考えにこだわらない。

 ■ 本物の亭主関白になれ。夫の定年は妻の定年、非勝三原則を実行

   ➀ ありがとう ② ごめんなさい ③ 愛している

 ■ いい言葉はそのまま受ける。いやな言葉は、翻訳器にかけて聞き流す。

 

カーリングで、日本の女子チームが、そだねー」 を連発し、流行語大賞となったが、あれは先ずは、受容・共感の気持ちを相手に伝え、それから具体的な話合いを行うというチームの融和策で、全て賛成を示した言葉ではない。

直ぐ否定しない、コミュニケーションを大事にする典型的な成功例だという。

 

最後に松林先生は、

 

 ■ 健康の3要素は、運動・食事・社会参加

 

講演の結論として、➀ 家事自立(分担)② 孤立しない ③ 話を良く聞く

 

を強調して話を終わりました。

 

良いお話をありがとうございました。