今月の生活情報交換会は「整理収納術」

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(7月15日 金 am)は、「生活情報交換会 7月例会」に参加しました。

 

生活情報交換会は、静岡市アイセル21に拠点を置いて、原則として毎月第三金曜日にその時々の話題や問題点を取り上げて講演会を開催しています。

 

今日は会がスタートして通算139回目の講演会、出席者は31名でした。

 

今日のテーマは、「モノも心もスッキリ!人生を豊かにする整理収納術」と題して、講師は、整理収納アドバイザーの中田香苗先生でした。

 

生活情報交換会の会員(聴講生)の多くは、そろそろ終活を考える高齢者であり、今日のテーマはグットタイミングでした。

 

今日の講演は、大きく分けて二部構成、第一部は「整理術と収納術」第二部は「生前整理」でした。

 

中田先生は冒頭、今日は整理収納術についていろいろな話をするが、「自分に合った良いとこ取りをして、先ずは24時間以内に実践をしてほしい」と前置きして本題に入りました。

 

以下、配布資料以外に先生が口頭発言をした内容を中心に記述した。

 

第一部 「整理には人生を変える力がある」

 

 ■ 整理はその人の心を伴う。

 ■ 整理(不必要を取り除く)と収納(定位置を決める)は別だ。

 ■ 整理術とは、分けること(分別)だ。

 ■ モノは借り物という発想、全部所有する必要はない。シェアーする時代へ。

 ■ 適量を意識する。(管理ができる量・収納できる量・心の満足が得られる量)

 ■ 目的(何の為に)と目標(どこまで)を定めて整理するかを決める。

 ■ 整理とは「不必要を取り除き区別する」こと。収納とは「定位置を決め仕組みを選ぶ」こと。維持管理とは「快適のための在庫管理」のことで、収納・管理は整理の後の仕組みだ。

 ■ 整理を考える時、場所とモノがあるが、最初は場所別で考えるとうまく行く。

 ■ 整理方法は、先ずは全部出し、それから使っているか否かで必要・不必要を判断し、収納して行く。

 ■ 脳と片付けは密接な関係(片付けは脳を鍛える有効なトレーニング)にある。

 ■ 収納は先ずは定位置を決め、いつも使うところに置く。

 

第二部 「生前整理とは」

 

 ■ 生前整理とは、自分らしく悔いなく生きるために、先ずは希望(どうしたいのか)をはっきりして、備え考え、そして家族にしっかり伝えて置くことだ。

 ■ 生前整理は、心地よく整えていくことが肝心!(1)モノ(2)自分情報(3)お金・財産(4)健康管理と介護の希望等をしっかり整理して置くことが肝心だ。

 

今日の講演を通して中田先生が一番言いたかったことは、「整理術を心得て実行することは、モノや心をスッキリさせ、人生を豊かにする」ことではないか。

 

中田先生は講演の最初と最後に2回、「今日学習した整理術を是非24時間以内に実践してほしい」と強調され実行を促して講演を締め括りました。

 

筆者は、整理術は一流だと思っていますが、捨てる決断は落第生だ。

 

今日の講演を聴いて、思い切って整理し取捨選択する決意をしました。

 

中田先生、今日はありがとうございました。