空き家対策

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

しまだ環境ひろばは、相賀地区でまち起こしを目的に立ち上がった、「相賀の里を良くする会」 を支援しています。

 

相賀地区では、ひたひたと過疎化が進んでいますが、過疎化の典型的兆候は、「空き家」 です。

 

全国的の空き家は、今や820万戸と言われていますが、これからもドンドン増えるようです。

 

相賀地区も、数年前の調査で22戸でしたが、今では30戸を超えているようです。

 

この内、全く住めそうもない空き家も30%を超えています。

 

空き家にして置く理由は、「物置として利用」 「改装費用が掛かる」 「仏壇など捨てられないものがある」 「将来使うかもしれない」 などであるが、田舎のこと故「へんな人を住まわせてトラブルになりたくない」 も理由の一つだ。

 

全国でもそうですが、空き家を何とか利用して地域の活性化を取り戻したいと、島田市でも、「空き家バンク制度」をスタートさせましたが、捗々しくない。

 

空き家の持ち主と、空き家に入ることを希望する人とのマッチングが今一つ噛み合わないことだ。

 

相賀地区では、ある空き家を、都会のIT会社がサテライトオフィスにする話が進んでいますが、やはりネックは改装費だ。

 

当然、改装費は地主持ちだが、地主にその力はない。

 

行政も積極的にかかわろうとしない。

 

何とか纏めたいのだが、予断を許さない状況になっています。

 

知恵を出して、この話を纏めなければならない。