プラスチックの削減は世界的な流れ

NPO法人 しまだ環境ひろば 「ごみ 担当」 と 「事務局」 です。

 

しまだ環境ひろばは、平成15年8月に設立以来、「家庭ごみの削減」 に一生懸命に取り組んできました。

 

スーパーのレジ袋が問題になっていますが、島田市ではもう10年前に、行政と市民団体が協働して、地元のスーパーに掛け合いこれを実現しました。

 

取組み状況は、島田市が毎年発行している、島田市環境報告書」 に、市民の活動として多くのページを割いて紹介されています。

 

昨今、あれよあれよの間に、「プラスチックごみ」 が増えて来ました。

 

政府も、全国の行政も、ごみを重量比で捉えて統計数値の殆どは重量比表示です。

 

最近のプラスチックごみの増え方は異常です。

 

もし体積比で排出量を表示したら、家庭ごみの60%くらいはプラスチックごみでしょう。

 

軽さ・便利さはこの上ありませんが、とにかく嵩張るのです。

 

ごみの回収車の運搬回数も恐らく増えていることでしょう。

 

今、このプラスチックごみが海洋に流れ出して、マイクロ化しそれを魚が食べて、人間の口に戻ってくる障害が報告されています。

 

世界各地の海岸に流れ着いたり、海洋を漂流したりしているプラスチックごみが大問題になっています。

 

その多くのごみの中に、日本名の表示があるプラスチックが多く見られ、日本は、ワースト2だと報じられています。

 

昨日 (5月25日) の新聞に、大手コンビニの、ミニストップ」 が、レジ袋の無料配布を中止すると発表しました。

 

今日の新聞には、プラスチックで作られている、「ストロー」 や 「トレイ」 などを、紙素材など代替品に変えるなどの動きが活発化しているニュースが報じられました。

 

プラスチックの使用削減が世界的な流れになっています。

 

島田市では、地元のスーパーはレジ袋の有料化は終わりましたが、コンビニ・ホームセンター・家電大型店は未だです。

 

本部からの大号令に先立って、島田市ではいち早く地域から実現したいものです。