連携・協働で何か一つものにできないか。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

一市民団体の活動力は小さく、単独では世の中への影響力は極めて弱い。

 

従って、同じような理念や目標を持つ団体は、連携・協働すべきだが、その動きは鈍い。

 

島田市でも、市民団体同志の連携・協働は殆どなく、黙っていればどこからも提携話はかかってきません。

 

この10年、一度もありません。

 

そういう意味で、しまだ環境ひろばは、努めて自ら能動的に、連携・協働に動いています。

 

 ■ 相賀地区で、まち起こしを目的に立ち上がった、「相賀の里を良くする会」の事務局入りをして、環境保全を基盤としたまちづくりを展開しています。

 

 ■ 中溝自治会」 の3役入りをして、環境保全活動を模索しています。

 

 ■ 「大井川の水と恵みを考える会」 の発起人会に加わって、大井川の魅力を、地域の発展のために利活用する方策を考えています。

 

 ■ 島田市くらし・消費・環境展」 では、市民団体や事業者さんや、行政各課の環境活動を広く市民にPRすることによって、市民の環境意識の高揚に結び付けばと、

5年連続実行委員長を引き受けて今年度は6年目です。

 

 ■ 燃えるごみの減量化では、市庁舎の中に、「ごみの更なる減量化合同検討会」 を設置して検討したり、いくつかの市民団体を集めて、生ごみの堆肥化学習会」 を開催したり、「先進都市の視察会」 を企画したり、あらゆることを試みて来ました。

 

リストアップすれば枚挙にいとまがありませんが、全体に影響を及ぼすような成果を未だ得られません。自己満足の世界です。

 

はがゆい限りです。

 

これだけ財政が逼迫してきても、誰も困っていません。

 

一旦やり出したサービスは、無駄と分かっていても止まらない。

 

勇気を出してやめると言い出す人もいなく、それが続いている。

 

何とか、市民と事業者と行政が協働して、何かを一つものにする事はできないか。

 

一つ踏み出せば、あとはついてくる。

 

やりがい、満足感、達成感、自信も出て来る。

 

10年前、島田市では、市民と事業者と行政が連携・協働して、食品スーパーのレジ袋の有料化を何処よりも早くやり遂げた実績がある。

 

あんなことができて、何故、今できないのだろうか。