地球温暖化防止対策、一般家庭でもやることがいっぱい!

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

スペインのマドリードで開催されて来た、「第25回国連気候変動枠組み条約締約国会議」は、2日間の延長をし、各国の温暖化ガス削減目標を引き上げることで合意し閉幕しました。

 

各国が提出している温暖化ガス削減目標と、「パリ協定」で定めている目標とは大きな乖離があるが、最終的には目標の引き揚げを義務付ける表現は回避して、努力を促す形での表現で折り合ったとのこと。

 

「パリ協定」は、産業革命前からの温度上昇を2度未満に抑え、出来れば1.5度以内にする目標を掲げています。

 

今、各国が提出している目標は、パリ協定の達成には程遠い。

 

日本には、発電を石炭火力に頼る現状と将来の計画に対して、各国から避難の声が上がり、NGOから、「化石賞」 なる不名誉な賞を授与され、計画の修正を強く求められています。

 

日本は、再生可能エネルギーの宝庫である。

 

これまで盛り上がってきた再エネの創出気運が、太陽光も小水力発電も意気消沈状態にある。

 

もっともっとチエを出して再エネ創出の気運を再び盛り上げる必要がある。

 

さて、世界各国とも同じですが、企業や行政は、温暖化ガスの削減活動は活発です。

 

確かに温暖化ガスの排出量は、企業や行政で75%以上を占めていますが、一般家庭からの排出量もバカにはできません。

 

私たちの生活を省みると、まだまだエネルギーを無駄に使っていることが多い。

 

 ■ 家庭用電気器具を平気で使いっぱなし(テレビなど) → 小まめに切る。

 ■ ウオッシュレットの便座の保温 → 布のカバーに変える。

 ■ エアコンで冷やしすぎ・温めすぎ → 設定温度の適正化

 ■ 冷蔵庫の冷やしすぎ → 夏・冬で設定温度を変える。

 ■ 平気で紙を燃える袋に入れている。 → 紙は分別してリサイクルへ

 

などなど、工夫の余地はいっぱいある。

 

企業や行政に、省エネや温暖化ガスの削減を迫るなら、先ず市民の側から生活の見直しをするべきである。

 

余りにも無駄が多い。

 

島田市でも今年度、待望の島田市地球温暖化対策実行計画」が発令されましたが、庁内の活動に止まることなく、市民生活の改革に結び付けてもらいたい。

 

具体的な動きが待たれます。