自衛隊のブルーインパレスの激励飛行をテレビで見て

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

新型コロナウイルス感染拡大が穏やかになって来た矢先、地域によっては第二波らしき兆候も見え、医療関係者はその対応や準備に追われています。

 

日本が、感染者も重傷者も死者も、世界の大国と比べて非常に少ない状態で推移しているのは、医療関係者のお蔭だと言われています。

 

防護服や防護マスクが不足し、自分が感染の危険が隣り合わせの中で頑張れるのは使命感が無ければ出来ません。

 

今日(5月29日)、自衛隊のブルーインパレスのみなさんが、大空に舞って医療関係者を激励したことは、本当に良かったと思います。

 

医療関係者は、病院の屋上に出て、歓喜の声をあげた姿がテレビで放映され、医療関係者にも、自衛隊の関係者にもありがとう、という素直な気持ちを多くの国民が共有したと思います。

 

どう感謝するか、表現の方法はいろいろあるが、心温まるこうした心遣いが大事だと思う。

 

昨今のコロナウイルス感染防止のために懸命に頑張っている内閣や官庁に対し、早すぎだの、遅すぎるだの、勝手な冷たい批判が寄せられていますが、批判をする人は楽なものです。たまには激励や励ましの言葉を掛けたらどうか。

 

どんな小さな活動でも、当事者は企画や準備や後片付けで大変です。

 

しまだ環境ひろばは、設立以来16年、市民塾を年間10回程、その基盤となる現場(竹林・梅林・市民農園)の維持管理、展示会への出展などなど、ボランティア活動を率先して実行してきました。

 

不思議ですが、今や会員は、使命感でもっています。

 

この16年間、恐らく周りはご苦労さんと思ってくれていると勝手に思っていますが、誰からも直接に感謝の言葉を掛けられたことは記憶にありません。

 

しかし、活動を担っている会員も高齢化し、後継難もあって若い世代に継承もできず、ここにきて、やりがいや達成感もなくなり、むなしさが溜まり始めています。

 

しまだ環境ひろばと設立時期を同じにする市民ボランティア団体の会長さんが、みんな

こういう気持ちを持ち始めているようです。

 

どうしたら良いのでしょう。

 

そんなに褒めてもらうつもりはありませんが、たまには活動現場を訪れて、激励の言葉ひとつくらい良いのではないか、会員のTさんが時々愚痴をこぼすようになりました。

 

周りのボランティア団体がどんどんん解散し、消えてなくなっています。

 

今日の、自衛隊のブルーインパレスの医療関係者の激励をテレビで見て、今の市民ボランティア団体の現状を思い複雑な気持ちになりました。

 

さあ、明日(5月30日 土)はまた早朝から、しまだ環境ひろば塾「梅の収穫をしながら自然について考えてみよう」を、伊太観音様奥の梅林で市民に集まってもらい開催します。

 

一年間、頑張りました。

 

今年の梅の出来具合は一般的に不良なようですが、担当者の一年間の養生もあって、平年並みの出来映えです。

 

主担当のSさん、本当にありがとう。ご苦労様でした。