静岡市の、「都市計画マスタープラン」を聞いて!

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(6月19日 土 am)は、久方振りに、「生活情報交換会 6月例会」に参加しました。

 

環境活動だけでは偏りますので、テーマが多岐にわたっている本会には努めて参加しています。

 

新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて、生活情報交換会も4~5月は休会となり、漸く3ヶ月振りに開催に漕ぎつけたものです。

 

参加者は27名と通常の半分でしたが、コロナ禍では已むを得ません。

 

今日の再開に当たっては、机や腰掛の消毒、入り口の手消毒の準備、部屋の換気などなど、幹事団の気遣いは万全で、心から感謝を申し上げたい。

 

さて、今日の講演テーマは、静岡市都市計画マスタープランの推進」と題して、講師は、静岡市議会議員 「池邨善満 氏」でした。

 

池邨氏は、先ず「静岡市の現状と課題」から話し始めました。

 

 ■ 平成17年(2005年)政令指定都市になり、翌平成18年(2006年)に都市計画マスタープランを策定し、100万人都市を目指して各種の取組みを進めて来たが、10年が経過する中で種々の状況が変化しその対応が求められて、都市計画マスタープランの改訂に至ったこと。

 

 ■ 少子高齢化の進展で人口減少傾向にあるが、これに歯止めをかけて70万人都市の維持を図る。

 

 ■ 計画は、大きく分けて、2つの構想(全体構想・区別構想)、2つの取組み(将来都市構造実現に向けた戦略的取組み・まちづくりの推進)から構成されること。

 

 ■ まちづくりの基本理念は「人との交流がまちをつくり、人とのつながりがまちを育てる 時代に合ったまちづくり」であること。

 

次いで、池邨氏は、静岡市が目指す将来都市構造として、「集約連携型都市構造」を掲げ、その形成を目指すことに話を進め始めました。

 

 ■ 将来都市構造の考え方を2つの着眼点において形成を目指すという。

 

 (1)集約化拠点・ゾーンの形成とネットワーク化

   ◆ 駅周辺などの市民生活に必要な都市機能を集約する。

 

 (2)広域基盤・歴史・自然資源の戦略的活用

   ◆ 市街地の周辺で、工業や物流などの産業の集積や、歴史・自然など観光ポテンシャルが高い地域の効果的活用

 

平たく言えば、賑わい地域と、周辺郊外地域との調和である。

 

前記の2つの都市構造の形成に合わせて、「土地利用」「施設」「交通」「道路」「環境」「防災」「景観」「区別構想」などを具体的に展開して、「集約連携型都市構造」の実現を目指すという。

 

そこに、静岡市は、”まちづくりの主役は市民である” との考えのもとで、「静岡市自治基本条例」に基づき、協働のまちづくりを進めて行くという。

 

今日は、筆者の住む島田市も、島田市総合計画」を持ち、種々の計画を進めていますので、一市民として大変参考になりました。池村さん、ご苦労様でした。

 

質疑応答の時間に、今日の講演の中では出なかった、「ごみ行政」について質問をしました。

 

島田市静岡市「溶融炉」という近代的な焼却設備を持ち、何でも燃やせるということで、市民のごみの分別(資源化)意識が低い悩みを抱えていますが、対策は?のご回答は、次の通りでした。

 

 ◆ 市民からごみ行政に対しては不満は全くないので、2基の焼却炉の効率的使用に努めて行きたいとの回答。

 ◆ 島田市では、市民満足度調査で、「ごみの処理」は毎年ダントツで評価NO.1ですが、ごみの分別規制や意識が緩く、市民は「楽チン」を享受しています。環境改善には逆行しており、何か手立ては無いか、環境改善活動に取り組んでいる一市民として悩みを申し述べました。

 

最後に、静岡市も、”まちづくりの主役は市民である” を基本にして市民参加を求めて「協働のまちづくり」を推進していくと聞き、安心し、心から賛同致します。

 

願わくば、市民参加は、構想段階だけではなくむしろ、小さな具体的な課題から優先して、「企画段階から行政と同じテーブルに着いて、実行から評価・見直し」まで協働で行い、できた暁には、市民にも達成感、喜び、満足感を与えてもらいたい。

それが、市民づくり、人づくりに通じて行きますので。

 

今日は、池邨市議さん、ありがとうございました。